シェフ(コック)の仕事
昔は「コックさん」と呼んでいましたが、最近では「シェフ」と呼ぶのがオシャレかつ礼儀になっています。要するに洋食系食堂(レストラン)で調理をする人ですが、大きな店になると様々な階級があり、調理長だけををシェフと呼びます。その他には副料理長をスーシェフ、仕込み担当をガルドマンジェ、オードブル担当をソーシエ、肉とソース担当をポワソニエ、魚とソース担当をアントルメティエ、野菜とサラダ担当をロティスールなどなど。ちなみに、お菓子やパスタ担当が人気のパティシエです。
「シェフ」は"chef"と書くフランス語で、「コック」は"cook"と書く英語。どちらも同じ意味ですが、「シェフ」は英語の「チーフ」の語源ですので「料理長」という意味合いが強くなります。したがって、シェフは
店の規模によってかなりの差
があると思われます。とはいえ、小さなお店の一人シェフであっても店を経営していくには単なる料理人ではない腕前が必用です。
シェフ(コック)になるには
高等学校 中学校
↓ ↓ ↓
調理師養成校 飲食店の実務(2年以上)
↓
調理師 国家試験
↓ ↓
調理師 ※調理師資格は任意
↓
飲食店 採用試験
↓
飲食店 実務経験(5〜10年)
↓ ↓
独立 料理長
シェフ(コック)の収入
飲食店に採用されて実務経験を積んでいる段階では、年収は350万円前後。独立開業したり大きなレストランでシェフ(料理長)になれば、年収1000万円超えもあります。
シェフ(コック)関連ページ
- 板前、すし職人
- 板前の就労環境も基本的にはコック(シェフ)と同じですが、専門が日本食ですので使う道具や食材や調理方法が全く異なるため進路ははっきり決めておかないといけません。途中から転身するのは容易でないからです。
- 宅配ピザ屋
- 最も大変なのが配達であり、これをどう効率的にさばくかが黒字と赤字の分かれ目となります。
- パン職人
- 12時間超えの労働時間でしかも重労働ですので将来のビジョンをしっかり持つことが大事です。つまり、独立開業という夢をずっと持ち続けることです。
- パティシエ
- 本場フランスではレストランで出す料理の担当ごとに名前が付けられており、デザート担当が「パティシエ」なのです。
- 和菓子職人
- 今はかなり厳しい状況にある和菓子業界ですが、この食文化がなくなってしまうことは考えられませんので頑張って続けていれば道はきっと開けることでしょう。
- ソムリエ
- 一般的な認識として、ソムリエは高級レストランに従事している人です。ですので、そういったお店で働くためには知名度のある資格を持っている必用があります。
- バーテンダー
- この仕事のおいしいところは、とにかく女にモテること。バーテンというだけで色気が数倍アップするようで、ウソのようにもてる...とみんな言います。