エステティシャンの仕事
エステティシャンとは、エステティックサロンや美容室でお客さんの顔や体(ボディー)を美しく仕上げていく職業です。基本的にはフェイシャルトリートメント、ボディートリートメント、脱毛処理、カウンセリング、ヒーリングといったサービスを行います。中でもメインとなるのがフェイシャルトリートメントとボディートリートメントであり、美白の肌や痩身の体になりたい女性たちの願いをいかに叶えてあげるかが勝負となります。
お客さんは個人個人で望みが異なっていますので、トリートメントコースを個別に組んで対応するのが一般的です。それぞれのコースで使う化粧品や美容器具は多種多様で、そこがエステティシャンの腕の見せ所でもあります。この仕事は個室でお客さんと1対1になるため、施術のテクニックと同じくらい会話術も長けていねくてはなりません。お客さんはエステティシャンとの会話によってストレスを発散し、そのリラクゼーションタイムを楽しむのです。
エステティシャンの仕事は午前10時から深夜0時までの長丁場です。シフト勤務体制をとっているところはなく、12時間以上の労働があたりまえの世界なので体力に相当自信のある人でないとやっていけないでしょう。
エステティシャンになるには
中学、高等学校
↓
エステ専門学校 ※注1
↓
認定エステティシャン ※注2
↓
エステティックサロン
↓
独立開業
注1)日本エステティック協会、INFAジャパン、ソワンエステティック協会が運営しているスクールが有名。
注2)各スクールを卒業したあと筆記試験を受けて合格すれば、各団体認定のエステティシャンになります。
中には怪しい団体のスクールや認定証もありますので、じゅうぶん検討することをお勧めします。
エステティシャンの収入
エステティシャンの収入は基本的に少ないです。年収250万円ほどで、その過酷な重労働に全く見合っていません。サロンに従業員として働いている間はずっとその状況から脱することはできず、昇給や昇格もないのが一般的です。
この職業は独立してこと意味があるといえ、独立の夢なしには仕事を継続できません。一定期間を従業員として勤めあげて自分のファンを獲得したり世間で評判になることが、とりあえずの目標です。そうすれば独立した際には大きく稼ぐことができるでしょう。
エステティシャン関連ページ
- 美容師、理容師
- 美容師と理容師は仕事内容はほぼ同じですが、接するお客さん(対象)が異なります。美容師は女性、そしてオシャレ志向の男性です。方や理容師は男性のみで、しかも子供か中高年者がメインです
- ヘアメイクアーティスト
- ヘアメイクアーティストとは、ヘアー(髪)とメイクアップ(化粧)の両方をセットする人のことです。美容室や結婚式場、写真スタジオ、特殊なケースでは映画会社やテレビ局が職場となります。
- ネイリスト、ネイルアーティスト
- ネイリストの仕事は画家や彫刻家に似ています。家に帰っても日々練習で、部屋の中はアクリル剤や絵具が散乱します。
- ファッションデザイナー
- ファッションショーでトップモデルに自分がデザインした服を着せ、ランウェイやキャットウォークを歩かせるというのは一種の固定観念にすぎません。
- パタンナー
- 同じデザイナーの同じデザイン画であっても、パタンナーの技量の差によって全く違う服が出来上がってしまいます。
- スタイリスト
- スタイリストは有名タレントや俳優に付きそっていますので、一見すると華やかな世界で仕事をしているように思えます。しかし...
- ファッションモデル
- ファッションモデルの仕事には、服飾(アパレル)メーカーが主催するファッションショーで新作を披露する仕事と、テレビや雑誌で企業商品のCMをする仕事があります。
- 着付師、きものコンサルタント
- 着付師は呉服店だけではなく結婚式場や美容室などでニーズがありますが、きものコンサルタント資格を持っていれば活躍の場が大きく広がります。
- 花屋
- あなたにピッタリの職業を案内します。就職や転職で気になる仕事の年収など内容豊富です。
- フラワーコーディネーター
- あなたにピッタリの職業を案内します。就職や転職で気になる仕事の年収など内容豊富です。