ネイリスト、ネイルアーティストの仕事
ネイリスト(ネイルアーティスト)とは爪の美容師であり、工芸的な加工技術を使って女性の指先を変幻自在に美しく仕上げる職業です。爪の加工にも様々な工程があって、基本となるのは爪の形を整えるファイリング、爪をピカピカに磨くバフィング、甘皮処理のキューティクルケアとポリッシュ(マニキュア)です。
合成樹脂で人工の爪を作ることスカルプチュアと呼び、そこから先はネイルアートの世界になっていきます。ラインストーンを樹脂で固めてアクリル絵の具で着色していきます。
ネイリストの仕事は画家や彫刻家に似ています。家に帰っても日々練習で、部屋の中はアクリル剤や絵具が散乱します。またポリッシュやアクリルリキッドのシンナー臭で中毒症状をおこしますので換気扇や空気清浄機は常に動かしておかねばなりません。人によっては材料でアレルギーをおこしますので注意が必要です。
ちょっと興味がある...ていどで職選びをしたら後悔することになります。
ネイリスト、ネイルアーティストになるには
中学、高等学校
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ネイリスト専門学校 ※2年制で、費用は約100万円です。
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ネイルサロン ※他にも美容院、結婚式場、エステティックサロンがあります。
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ネイリスト(ネイルアーティスト)
特に資格は必用ありませんが、民間で運営しているネイリスト技能検定試験の1級を取っておくと就職に有利です。
ネイリスト、ネイルアーティストの収入
最初はアルバイトや定期採用が普通で、時給は1000円前後です。勤務態度や技術が評価されれば正社員になるチャンスがありますが、正社員でも年収平均は250万円前後と厳しい現実があります。
この仕事を選ぶからには独立開業が前提でなければならないでしょう。
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