配管工の仕事
配管工とは、鉄または塩ビで作られた水道管やガス管を取り付け及び補修または撤去する職業です。
分類としては、建物の給排水工事が専門の衛生配管工、冷暖房関連の配管工事が専門の空調配管工(または冷媒配管工)、ガス関連が専門のガス配管工、消火施設関連が専門の消火配管工があります。
配管工の仕事は基本的に肉体労働であり、
「穴掘り」に始まり「穴掘り」で終わる (゚_゚i) タラー・・・
と言われるほど辛いものです。近年では重機を使って作業するケースも増えていますが、屋内は今もって手作業がメインとなります。なお、消火配管工の場合は地面を掘り返す作業がありませんので比較的楽だといえます。
地震や火災、配管凍結などの自然災害が発生すると緊急招集されるので定休日はあってないようなものです。仕事にムラがあり安定収入を得るのが厳しい現状にありますが、ライフラインを維持する仕事は需要がなくなることはありません。なんといっても地域住民に感謝される仕事ですので、
ヤリガイはあります。 v(。・ω・。) ィェィ
配管工として一人前の仕事をするには様々な資格を取っておく必要があります。まずは定番の配管技能士資格、そして消火配管工には消防設備士資格も必用です。その他に持っていると重宝がられる資格として、ガス溶接技能者の資格があります。公共工事が激減して配管工も需要がなくなってきていますので、他者が持っていない特殊な技能があると仕事を切らすことがありません。
配管工になるには
学歴は不問。設備工事会社または空調工事会社に入社して技術を習得していきます。なお、ハローワークでは職業訓練校を斡旋していますので、そこで基礎技術を学ぶこともできます。
配管工の収入
平均年収は350万円ほど。会社勤めの場合、やがては監督職を目指しましょう。独立開業に関しては、ほとんど不可能だといわれています。
配管工関連ページ
- 建築士
- 一級建築士の平均年収で500万円前後。難関試験を突破してのこの年収は全く割に合いません。
- 大工
- 近年の大工さんは昔のように建築現場でノミやカンナを使うことがほとんどなく、工場であらかじめ加工された建築材料を組み立てるだけです。
- 左官
- 左官は建築物の壁を塗って仕上げる専門性の高い職業です。ただ単に外観を綺麗に仕上げるだけでなく、使用する壁材について人の健康に及ぼす影響や防災に関する知識も豊富です。
- とび工(とび職)
- その華麗でみごとな仕事っぷりは”工事現場の華”などと称され人気があります。
- 測量士
- この仕事の特徴は、ほぼ半々の割合で屋外勤務(測量)と屋内勤務(図面書きと報告書作成)があること。
- 庭師、植木職人
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- 建設機械オペレーター
- 建設機械オペレーターとは、建設現場などで特殊車両や重機を操縦する職業です。代表的なものにはクレーン、フォークリフト、パワーショベル、ショベルローダ、ブルドーザなどがあります。
- 土木作業員(土工)
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