(自衛隊)戦闘機パイロットの仕事
旅客機パイロットは今でも男の子が将来なりたいと夢見る人気の職業ですが、ジェット戦闘機パイロットとなると話は別です。平和な世の中が続き、戦争を知らない世代を両親に持つ子供たちにとって戦闘機パイロットはもはや夢でも想像できないのかもしれません。その一方で国(航空自衛隊)が戦闘機パイロットを募集し育成しているのは事実であり、今日も志(ここざし)のある若者たちが
その険しい道を目指しています。
戦闘機パイロットの仕事は毎日が命がけです。その点では消防官や警察官も同じですが、リスクの高さでは比較になりません。実際に戦闘状態になったことは戦後一度もないので殉職者数は少ないですが、日々の訓練飛行は実戦を想定しているものなので気を緩めることができません。領空侵犯が発生した場合の緊急発進(スクランブル)は年に数回もありませんが、それでも隊員は24時間態勢で待機しています。
(自衛隊)戦闘機パイロットになるには
高等学校 大学 防衛大学校
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航空学生(航空自衛隊) 航空自衛官
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T−4練習機による訓練および適正試験 ※1年間
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ウイングマーク授与
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F−15戦闘機による実践訓練 ※10か月
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戦闘機パイロットとして実践配備
上記のとおり3つのルートがありますが、実際には航空学生からスタートする人がほとんどです。18歳からフライトを重ねていきますので、他のルートからきた人とは比較にならない経験がものをいいます。ただし、最終的に戦闘機パイロットになるにはズバ抜けた身体能力が求められます。視力(裸眼で1.0以上)や強烈な重力(縦G、横G)に耐える筋力、目を閉じた状態での方向感覚や地理感覚、臨機応変の思考回路、様々なことが適正審査の対象となります。
(自衛隊)戦闘機パイロットの収入
実戦部隊に配属された戦闘機パイロットの場合、その階級は3等空尉以上ですので一般の国家公務員でいう中間管理職に相当します。したがって年収は800〜900万円です。
(自衛隊)戦闘機パイロット関連ページ
- 消防官(消防士)
- 仕事の範囲は火災の消火活動だけに留まらず、建物の防災安全検査やガソリン関連施設等の危険物許可、またはそれら施設における危険物取扱者の指導や批難訓練の指導も行います。
- 警察官
- 警察官の勤務形態は、一般公務員と同じ勤務(週休2日)と3交代勤務制(日勤、当番、非番)があります。また、国家公務員(警察庁所属の警察官)と地方公務員(一般の警察官)という区別もあります。
- 白バイ隊員
- 白い特殊車両のオートバイに乗り、交通違反車を摘発し取り締まる白バイ隊員は実にかっこいいものです。男の子なら一度は夢見る職業ではないでしょうか。
- 刑事
- 刑事ほどドラマに登場する回数の多い職業も珍しいのではないでしょうか。それほどドラマ性にあふれた魅力的な職業なのです。しかし実際の刑事の仕事は実に地味で根気のいるものです
- SP(セキュリティポリス)
- アメリカ合衆国大統領の身辺警備をするのはシークレットサービスであるのに対し、我が国において内閣総理大臣および政府要人(参議院議長、衆議院議長、国賓)の身辺警備を担当する部隊はSP(セキュリティポリス)と呼ばれます
- 自衛官(自衛隊員)
- 自衛隊にはご存じのとおり陸海空とあり、それぞれで業務内容は大きく異なります。しかし業務の目的は同じあり、それは国の安全と平和を守ることです
- 海上保安官
- 海上保安官は国土交通省に属する海上保安庁の管轄であり、内閣府に属する警察庁や防衛省に属する海上自衛隊とは全く別の組織になります。
- 警備員、ガードマン
- 会社形態としては大別して、基本的に新卒採用しかしない総合警備保障会社と、日雇いや派遣またはアルバイトを中心に雇用する中小警備会社があります。