自衛官(自衛隊員)の仕事
自衛隊にはご存じのとおり陸海空とあり、それぞれで業務内容は大きく異なります。しかし業務の目的は同じあり、それは国の安全と平和を守ることです。日米安全保障条約の下、戦後
今日にいたるまで戦争経験はありません。
しかしながら、自衛隊員はいつでも臨戦態勢に入れるように日々訓練を続けています。
また、「自衛隊」といって連想するのは国防よりも災害活動かもしれません。阪神淡路大震災に続き、東日本大震災で自衛隊員が行った仕事には多くの国民が拍手喝さいしました。当の自衛隊員にとっては不本意かもしれませんが、今の国民は災害救助隊としての自衛隊活動に大きな期待と信頼を持っているのは間違いありません。
自衛隊組織は統合幕僚長をトップに、(略称で)幕僚長、将、将補、1佐、2佐、3佐、1尉、2尉、3尉、准尉、曹長、1曹、2曹、3曹、士長、1士、2士という全18階級からなっています。2士から士長までについては任期制がとられていて、2〜3年の勤務につき退職と同時に退職金も支給されます。
自衛官(自衛隊員)になるには
高等学校、短大、大学 高等学校
↓ ↓
自衛官採用試験 防衛大学校、防衛医科大学校(自衛官)
↓
自衛官
防衛大学校(または防衛医科大学校)は一般の大学ではなく、大学校生になったことが自衛官になったことを意味します。したがって給与や賞与の支給もあり、アルバイトは禁止されています。階級は曹長からスタートし、およそ1年後には3尉というスピード出世をします。
自衛官(自衛隊員)の収入
任期制隊員(2士〜士長まで)で平均年収400万円前後。1佐クラスになると1000万円以上だそうです。一般公務員と比較して少し多いといわれますが、これは残業手当がでない分を補っているのだそうです。
自衛官(自衛隊員)関連ページ
- 消防官(消防士)
- 仕事の範囲は火災の消火活動だけに留まらず、建物の防災安全検査やガソリン関連施設等の危険物許可、またはそれら施設における危険物取扱者の指導や批難訓練の指導も行います。
- 警察官
- 警察官の勤務形態は、一般公務員と同じ勤務(週休2日)と3交代勤務制(日勤、当番、非番)があります。また、国家公務員(警察庁所属の警察官)と地方公務員(一般の警察官)という区別もあります。
- 白バイ隊員
- 白い特殊車両のオートバイに乗り、交通違反車を摘発し取り締まる白バイ隊員は実にかっこいいものです。男の子なら一度は夢見る職業ではないでしょうか。
- 刑事
- 刑事ほどドラマに登場する回数の多い職業も珍しいのではないでしょうか。それほどドラマ性にあふれた魅力的な職業なのです。しかし実際の刑事の仕事は実に地味で根気のいるものです
- SP(セキュリティポリス)
- アメリカ合衆国大統領の身辺警備をするのはシークレットサービスであるのに対し、我が国において内閣総理大臣および政府要人(参議院議長、衆議院議長、国賓)の身辺警備を担当する部隊はSP(セキュリティポリス)と呼ばれます
- (自衛隊)戦闘機パイロット
- 戦闘機パイロットの仕事は毎日が命がけです。その点では消防官や警察官も同じですが、リスクの高さでは比較になりません。
- 海上保安官
- 海上保安官は国土交通省に属する海上保安庁の管轄であり、内閣府に属する警察庁や防衛省に属する海上自衛隊とは全く別の組織になります。
- 警備員、ガードマン
- 会社形態としては大別して、基本的に新卒採用しかしない総合警備保障会社と、日雇いや派遣またはアルバイトを中心に雇用する中小警備会社があります。