バス(観光バス)運転手の仕事
観光バスの運転手は路線バスの運転手と比べてステータスが高そうに見えます。トラック運転手が高速道路PAで見かけた観光バス運転手を羨ましく思い、そっちに転職するといった話も耳にします。自分は寂しい一人旅なのにあっちは
若いバスガイドと楽しそうでいいな〜...
とそんなところでしょう。しかし現実はかなり厳しいのです。自分の都合でトイレに行くこともできず、観光客はわがままな人ばかり。よほど荷物を一人で運んでいる方が楽だったということになりかねません。また、一般の人が思っているほど待遇や給料に差はありません。精神的には
路線バスの方がよほど気楽 ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ
でいいかも。
バスの運転手もタクシー運転手と同様に小泉政権下で実施された規制緩和策によってそのニーズを増やした職業です。タクシー会社やトラック運送会社など類似の運輸系会社がバスの運行に参入してきたからです。そのため、会社によってドライバーの報酬や待遇にかなりの差があります。一番いいのはやはり公的機関の支援を受けている昔から存続するバス会社ですが、礼儀作法にうるさかったり年功序列制度が残っているなど新人には辛いことも多いようです。
バス(観光バス)運転手になるには
自動車免許 大型二種取得 ※昔は難関でしたが、今では自動車教習所で実技試験免除されます。
↓
バス会社の採用試験 ※深視力検査で不合格になる人が少なからずいます。
↓
契約社員
↓
正社員 ※3〜5年間、普通に勤務していれば採用されます。
バス(観光バス)運転手の収入
大手のバス会社で平均年収450万円前後。都会の有名どころでは700万円以上もあるようです。
バス運転手の派遣会社もありますが、こちらは時給にして1500円〜2000円です。年収は350万円ほどになります。
バス(観光バス)運転手関連ページ
- 電車運転士
- 電車運転士は子供だけでなく大人の男性が憧れる職業として、いつの世も人気があります。そして電車運転士になる人のほとんどは「電車小僧」から大人になった人たちです。彼らは小さいころから電車の模型で遊び、電車をおっかけ回して写真を撮っていたのです。
- トラック運転手
- トラックには中型(3トン以上)と大型(6.5トン以上)がありますが、いわゆる「トラック運転手」のイメージは大型トラックの運転手であって、しかも長距離トラック運転手です。
- 船乗り
- 回りを海に囲まれた日本という国にあっては欠くことのできない仕事だけに将来性は永遠に安泰といえるでしょう。
- 旅客機パイロット
- 旅客機パイロットの任務は、どんなトラブル発生時でも乗客を最大限安全に目的地まで送り届けることにあります。
- タクシー運転手
- 個人タクシーであれば自分の都合に合わせて自由に仕事ができますが、運営にかかる諸経費を考えると地域によっては必ずしも有利とはいえないようです。