臨床心理士(心理カウンセラー)の仕事
臨床心理士とは、何らかの要因によって精神疾患や心身症を患っている人、または病気や怪我で一時的な鬱状態に陥っている人に対して心理療法(カウンセリング)を施す職業で、一般には心理カウンセラー、または心理セラピストとして知られています。精神科医との違いは、西洋医学を基盤にした薬剤投与による治療ではないこと。そのため活動の範囲は医療機関にとどまらず、企業や学校、福祉施設や刑務所など
無限に広がっています。
臨床心理士の資格は国家資格ではなく、今の段階では民間団体(日本臨床心理士会)が資格試験を管理運営しています。しかしながら年間の自殺者の数が3万人を超えるという現状に鑑みて、他の医療従事者と同じ国家資格にする動きがあるようです。日本における心理カウンセリングの歴史は浅く、この職業の需要は今後ますます大きくなっていくことでしょう。
臨床心理士(心理カウンセラー)になるには
高等学校
↓
文部科学省指定の大学院(修士課程)
↓
臨床心理士資格試験
↓
医療機関の採用試験
↓
臨床心理士
臨床心理士の需要は拡大しつつありますが、まだまだ受け皿が少ない状況です。就職を有利に進めるには、できるだけ名門の大学院に入り、勉強はもちろんのこと、できるだけコネを作っておくことが大事です。
臨床心理士(心理カウンセラー)の収入
一般の医療機関(常勤)の場合、平均年収400万円ほど。資格取得に費やしたものに
見合わない収入 く("0")>わお!!
なので、大きく稼ぎたいなら独立開業するしかありません。また、公的機関に就職する道(年収平均800万円)もありますが、ご存じのとおり公務員試験は難関です。
臨床心理士を常勤として雇う医療機関はまだまだ少ないため、非常勤やアルバイトが多いようです。そのため、ほとんどの人が非常勤をかけもちしたり、本の執筆活動や講演などで臨時収入を得ています。
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