官僚の仕事
官僚とは一般に、国家公務員一種試験に合格したのちに中央省庁（霞が関）に採用された人たちをいいます。国家公務員一種試験に合格した人であっても中央省庁でない行政機関に入職したり、中央省庁の職員であっても国家公務員二種や三種合格の人は”官僚”とは呼ばれません。また、これら
官僚のことを「キャリア」
それ以外を「ノンキャリア」
という俗語も一般的になっています。
官僚の仕事は国家の最重要案件ばかりです。その絶対に間違えることのできない仕事をこなすには膨大な情報量とズバ抜けた頭の回転の速さが求められます。いわば彼らは全国から集められた超エリート集団なのです。一般の職員（ノンキャリア）が定年までにやっと到達するポストまで、わずか１０年足らずで昇進していきます。
官僚になるには
大学
↓
国家公務員一種試験に合格
↓
中央省庁の採用試験に合格 ※東京大学出身者が最も有利
↓
官僚（キャリア組）
官僚の収入
同じポスト（役職）で比較した場合、官僚（キャリア）とその他職員（ノンキャリア）の給与差はありません。違うのは出世のスピードであり、結果的に生涯賃金の差となって表れます。ノンキャリアが１〜２億円であるのに対し、キャリア官僚は４億円以上といわれています。
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