ゲームプログラマーの仕事
ゲームプログラマーとは、ゲームプランナーが作成した企画書または仕様書に基づいてゲームのプログラミングをする職業です。プロジェクト毎にチームを組んで分担作業を行いますが、納期までに完成させるため
徹夜の連続
というのが普通です。仮眠を取っても椅子に座ったままという人も多いようです。
仕事で使うプログラム言語はC++がメインとなりますが、C#やインタプリタ言語も使えた方が便利です。また、3Dゲームでは数学(線形代数、計算幾何学、確率統計など)や物理(シミュレーション)の知識が物をいいます。しかしながら、仕事を遂行する上で最も重要なのはプログラミング技術よりもコミュニケーション能力だとされます。とかくプログラマーは内向的な人が多いものですが、プロジェクト化された現在の環境においては自己主張や周囲への配慮が的確にできる人が求められています。
ゲームプログラマーになるには
高等学校
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IT専門学校 大学(情報科など)
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ゲーム製作会社
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ゲームプログラマー
IT専門学校のゲームプログラマー・コースが手っ取り早いように思えますが、そこから本物のゲームプログラマーになる人はほとんどいないようです。
ゲーム製作会社が実際に採用している人材は4年制大学出身者ばかりで、彼らは数学や物理に長けた人たちです。しかもゲームプログラミングの技術は独学で身につけており、一定レベルのゲームであれば短期間で作ってしまいます。なお、採用試験では自作ゲームを提出させる会社が大半です。
ゲームプログラマーの収入
平均年収は300万円前後。残業ばかりですが、残業手当はほとんど付かないのが現実です。この
悪条件で辞めてしまう人が多い
のですが、頑張って生き残ればディレクターやプロデューサーの役職が見えてきます。
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