システムエンジニア(SE)の仕事
21世紀はITの開花とともに始まりましたが、システムエンジニア(SE)という職業はこの”IT”という言葉とともに一躍有名になりました。ちなみにITとは情報技術(information technology)のことであり、インターネットとコンピュータを駆使して世界に広がる膨大な情報をあらゆる産業に活かすための技術です。今や何のサービスを受けるにしても自動化を進み、つまりは機械が人間に代わって顧客の対応をしています。これらの機械はインターネットとコンピューターで操作されているわけであり、そのシステムを構築するのがシステムエンジニア(SE)の仕事です。
ITの広がりとともにシステムエンジニア(SE)の需要はますます多くなっています。どんな業種の会社であっても必ず専門のSEがいますし、熱心な教育を施しています。それはITが今後ますます会社運営上の重要なファクターになっていくことが確実だからです。コンピューターが好きな人であれば就職や転職を考える上で最有力候補であることは間違いありません。
ただし、このSEもプログラマー同様に
30歳代までが旬
だといわれており、それから先は管理職になるか起業するかの選択を迫られることになるようです。また、顧客の大半が企業であり、厳格な納期を設定されていることから想像を絶する時間外労働もやむなしのようです。
システムエンジニア(SE)になるには
日本の場合、システムエンジニアSEになるための教育は企業が行います。理工系の大学や専門学校を卒業していたり、関連資格を持っていたりすれば会社の採用試験では有利ですが、必ずしもそれらが必須ではありません。文化系を卒業した社員であっても希望によりSEの職に就かせるケースも多々あるようです。
SEという職業はまだ歴史が浅く、現在SEで活躍している人の多くは元はコンピューター・プログラマーでした。SEには基礎的なプログラミング能力が欠かせませんので、やはりこの職で成功するにはとにかくコンピューターが好きであることが一番大事です。
システムエンジニア(SE)の収入
とにかく残業が多い
ことで有名なこの仕事。基本給なら年収400万円ですが、残業代を入れれば600万円を超えます。とはいえ、残業時間に見合う給料を貰えていないという意見が多いようです。