ツアーコンダクターの仕事
ツアーコンダクターとは、旅行会社が企画する団体旅行添乗員のこと。仕事は旅行会社の企画担当者との打ち合わせから始まり、旅行客を旅先まで案内し、無事に連れ帰るまで。旅行に出たら
実質的に24時間労働
という、ある意味で過酷な職業です。
日本の景気が良かった80年代にはツアーコンダクターは華の職業でした。特に海外旅行の添乗員ともなれば、そのステータスはかなり高かったものです。しかしバブル経済が崩壊して以降、旅行業界の合理化の波はツアーコンダクターも襲いました。今ではどこの旅行会社も派遣会社からツアーコンダクターを調達しており、
必用なときだけの使い捨て (ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-
になっています。
旅行の参加者に自己中心的な行動をする人がいたりするとスケジュールが狂ったり他の参加者からクレームがでたり。ツアーコンダクターにはリーダーシップと素早い判断力のある人が向いています。
ツアーコンダクターになるには
高等学校、大学、短大
↓
旅行会社、添乗員派遣会社 ※基礎添乗業務研修を受講
↓
旅程管理主任者の研修 ※5日間で資格取得
↓
ツアーコンダクター
海外旅行の添乗員には基本的に実用英語力が求められますが、最近ではその語学力も必須ではないようです。どこの国にも契約添乗員が駐在していて、その国に旅行客を連れて行けばいい段取りが多いようです。
ツアーコンダクターの収入
現在ではツアーコンダクターといえば派遣社員ばかりです。旅行の企画があるときだけ駆り出され、
オフシーズンには仕事は全くありません。 (ノДT)アゥゥ
1回の企画(5日前後のスケジュール)の報酬は5万円ほど。実質24時間労働ということを考えればかなり安いといえます。最も忙しいときで月に3回の添乗がありますが、年の半分以上はシーズンオフですので年収は平均で100万円もありません。
この職業だけで生活していくのは無理。それを知らずに派遣会社に入り、そして辞めてしまう人が実に多いことか。
離職率の高さは他を圧倒
しています。この職業を継続できるのはフリーターや主婦以外にいません。
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