音楽講師、インストラクターの仕事
音楽講師または音楽インストラクターとは、学校法人（小学校〜大学、専門学校）に属さない機関（音楽スクール、楽器販売店、個人宅など）で自分の専門分野（ボーカル、ピアノ、ギター、ベース、バイオリン、チェロ、サックス、ドラムなどが人気）を教える職業です。
音楽教師が音楽一般の幅広い知識を必用とするにに対し、音楽講師やインストラクターは自分の専門分野だけに精通していればいいのです。逆に専門分野に関しては、音楽教師よりも
深い知識と技術
を持っていることが望まれます。
音楽講師、インストラクターになるには
音楽スクールや楽器販売店に勤務するのが普通で、その場合は大学または専門学校卒であることが採用条件になります。なお、教職課程の履修は必用ありません。
経験が豊富で知名度が高い人、または宣伝広告費をかけられる人は自宅で営業しています。自宅で営業する場合は自分が以前に勤めていたスクールの生徒さんを引き抜いてはいけない等、マナーやモラルにも配慮が必用です。
音楽講師、インストラクターの収入
週５日のフル勤務で平均年収は３５０万円〜。一般社員と変わらない収入で、スクールがない時間はレジや接客の仕事もしなければいけません。査定では生徒さんの継続率などが審査され、成績が悪いと昇給はありませんので一般社員よりも厳しい仕事かもしれません。そのかわり転勤は基本的にありません。
アルバイトの場合は指定された時間にだけスクールをします（時給は平均で１０００円ほど）。
音楽講師、インストラクター関連ページ
- 音楽教師
- 音楽教師（教諭）とは、小学校〜高等学校で音楽の授業を担当する職業を一般に指します。一般の教師と違い、音楽教師は基本的にクラス担任になることはありませんので、生徒指導の問題からは解放されています。